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2017.10.12

桃青忌

こんにちは、中等部那覇教室から前里です。

本日・10月12日は、『おくのほそ道』で有名な俳人・松尾芭蕉の命日で、「桃青忌」「時雨忌」「翁忌」と呼ばれています。厳密に言うと、芭蕉が没した当時は旧暦を使用していたので、現在の日にちと若干のずれはありますが・・・。

芭蕉の忌日が桃青忌と呼ばれるのは、「芭蕉」の名を使う前に「桃青」という俳号を使用していたからだそうです。ちなみに、「芭蕉」というのは俳号で、本名は「松尾忠右衛門宗房」といいます。また、時雨忌と呼ばれるのは、「時雨」を句材として好んで使っていたからだそうです。

 

元禄7年4月に推敲を重ねに重ねて『おくのほそ道』を完成させた芭蕉は、その年の9月に大阪へと旅立ちます。その目的は、不仲になった二人の弟子の間を取り持つことでしたが、芭蕉の説得を受け入れることなく弟子の一人が失踪してしまい、この心労のためか体調を崩し、一月後には逗留先の大阪で息を引き取りました。

病床の中で詠んだ句が、「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」です。これが芭蕉の詠んだ最後の俳諧ですが、最後の最後まで芭蕉は推敲を繰り返していたようです。

 

松尾芭蕉の遺骸は、遺言に従って、滋賀県にある義仲寺の木曾義仲の墓の隣に葬られています。滋賀県に行く際はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

 

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2017.8.31

答え:「おおつごもり」

こんにちは、中等部那覇教室の前里です。

忙しさにかまけて久しぶりの更新となってしまいましたが、いかがお過ごしでしたでしょうか?

 

8月も早いもので今日が最終日!!

公立中学校の生徒たちのほとんどは、夏休み明けすぐの期末テストの洗礼を受けている真っ最中です。夏休みの宿題と平衡してテスト勉強をしていた人も多かったので、結果の報告を楽しみに待ちたいと思います。

 

さて、ここで月末に関する知識を1つ・・・

月末は古文中では「晦日(つごもり)」という言葉で表現されます。

これはかつて使用されていた太陰暦(月の満ち欠けによって1ヶ月の周期を表す)で、月が隠れて見えなくなる頃が月末にあたることから「月隠り(つきごもり)」の音が変化した形だと言われています。 「みそか」とも呼びます。

 

これをふまえて考えると、現在年末(12月31日)のことを「おおみそか」と呼ぶということは・・・古文では年末のことをどう呼ぶか、もうおわかりですよね。

 

 

 

 

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2017.8.21

「無駄」のすすめ

「無駄遣い」「無駄話」など無駄には何かとマイナスなイメージがあり、

「無駄なく行動する」などが求められる昨今。

 

本当に無駄っていらないのですか?

授業中に僕は「雑談(無駄話)」をいれます。入れすぎることも多々ありますが・・・(汗)

まぁ、それはいいとして、雑談には状況を緩和する効果があります。

 

ここに初対面の二人がいます。互いに緊張しているうえに話をしたことがないとき、

彼らが話すとしたらおそらく「核心」をついた話ではなくおそらく「無駄話」です。

その場においては必要でもない内容(天気・その人の出身地・ひとがらなど)でしょう。

話の内容よりも言葉を交わすことに意味があるのです。ですから話の内容は「雑」で「無駄」でいいのです。

もし互いに「核心」をついた話しかできないとしたら・・・。想像してみてください。

 

「自分が今欲しい情報だけがあればいい」とすると、とても狭い知見しか得られません。

様々なことに興味を持ち、それが将来使えるかどうかだけではなく、何か役立つことがあるかも・・・

くらいの感じで付き合えるようになってもらいたいものです。

今みなさんにマネジメントの話をしても「無駄」でしょう。でも、社会人になってみたらどうでしょう?

 

その時だけを見て「無駄」と考えるのではなく、将来「どっかで何かの役に立つかも」という姿勢で

情報と向き合ってみませんか?その方が豊かな感性と多様な視点を得られます。

 

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2017.7.11

― 夏期講習でやること ―

夏期講習が近づいてきました。夏期講習でやることについてお話しましょう。

 

夏期講習の前に

前期講習(学校では1学期)の振り返りをしましょう。

受験対策への取り組み方は、どうだったでしょうか?

 

たとえば、・・・計画を立てて、受験対策を進めたか?

毎日学習したか? やる気はあったか?

英数国の基礎知識は確認できたか?覚えたか?   ・・・など

 

もし、うまくいかないことや困ったことがあれば、教科担当講師やアドバイザーに相談してみるのもよいでしょう。

 

 

夏期講習でやること(1)

 

 《 英数国の基礎知識の確認

 

英数国の基礎知識はかなり数が多く、理解して覚えるのに時間がかかるものです。

夏期講習のうちに、何度も見返して覚えましょう。

 

 

夏期講習でやること(2)

 

 《 入試問題を見る

 

自分が受ける試験の過去問題を見ておきましょう。

基礎知識がある程度分かった状態で、センター試験や国公立二次試験や私大の入試問題を見れば、

今の実力と入試レベルの“ギャップ”が分かります。

入試問題と自分の実力との差を測って、後期講習(9月以降)でその差を埋めるように対策していきましょう。

 

 

 

高3生などで受験対策をはじめて間がなく、基礎知識の学習が十分でないと思う人は、まず(1)の《 英数国の基礎知識の確認 》を進めましょう。

 

 

また、夏期には、大学のオープンキャンパスが多く開かれます。志望校のオープンキャンパスに出かると、やる気がアップするかもしれませんよ!

 

オープンキャンパスで大学の先生と会って、よい話が聞けるといいですね。

 

 

最後に、暑い時期ですから、体調をよく保つようにしましょう。

睡眠、食事に気をつけるようにしたいですね。

 

 

☆レアな人へのアドバイス

前期講習でもうこれ以上できないというほど頑張った人は、ちょっと休息することもありです。

心や体がとても疲れたら、無理せず一休みです。

 

国語科 大石

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2017.6.16

にどめまして

中部地区主に国語担当の森さんです

小田島先生と鈴木先生のブログの続きが気になってます

 

さて 二回目のブログですが…ちょっとだけ国語の勉強法

前期はとことん手を動かそうの段 …です

 

沖縄校の過卒の生徒はご存じ…

月曜日朝の「地獄の課題」の解答です

生徒も大変だと思いますが…

森さんも毎週気合いを込めて書いてますよ!!!

 

 

朝課題

 

森さんも頑張るから一緒に頑張ろうぜ方式です

とにかく辞書を引きまくって書きまくってください

夏以降これが読解力つまり結果に繋がります

 

先ほど地獄と書きましたが…実は結構楽しかったりします

その理由は「皆さんの成長が手に取るようにわかるから」です

前期が始まったころに比べると本当に力がついたと感じます

うれしくて毎晩泣いてます…よよよ(一部脚色)

 

この調子で前期を駆け抜けましょうぞ!!!

 

+++オマケ+++

 

以下朝の課題のプリントや出席用の紙の落書き等…

こんなの書いてこられたら楽しくなっちゃうよっていうのを

一部ご紹介

(職員室で一人吹き出す森さんですよ…)

くれてやる
「賜ぶ」という単語のイメージは「くれてやる」でしたね

 

血反吐

嗚呼血反吐三兄弟…

 

スプー

 

知ってる人もいると思いますがスプー事件再びですね…

 

呪詛

 

最近「へぇ」って思ったことを書いてもらったらこれですよ…

怖いから!!! sikamo 続きモノ!!!

呪詛其の二
(以前『羅生門』ってどういう話だった?の回答に「おばあさんが人を食べてた」

 ってのがありましたが…それに次ぐ恐怖でした…)

 

メッセージ

皆さんの頑張りが森さんの糧ですよ!

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2017.6.1

今日から6月!!

こんにちは、中等部那覇から前里です。

今日から6月ということで、6月に関する情報をいくつか紹介したいと思います。

 

国語科の観点からいえば、6月は月の異称で水無月(みなづき)といいます。よく中学生には「梅雨の時期なのに水が無いって変なの」と言われますが、6月を水無月と呼ぶ由来には諸説あります。

 

①田んぼに水を張る月だから水無月

どこにも「無」の要素がないじゃん!!と思うかもしれませんが、「無」を連体助詞(名詞と名詞をつなぐ助詞)として「の」という意味でとると、「水の月」ということになります。田んぼに水を引く時期と重なるので水の月と呼ぶわけです。

②水の無い月だから水無月

こちらは文字通りの意味ですが、なぜ6月なのに水が無いのかというと、旧暦6月は現在の暦(新暦)でいうと7月下旬~8月あたりになります。その頃には暑さの盛りで雨も少ないため水の無い月という表現も納得ですね。

③田植えが終わったから「皆仕尽」

田植えという大仕事をみんなで協力して終える頃なので「皆仕月」から「みなづき」になったとも言われます。

 

皆さんはどの説がいちばんしっくりくるでしょうか?

 

また、月始めということもあってか、6月1日はさまざまな記念日が制定されています。国際子供の日、電波の日、気象記念日、バッジの日、写真の日、チーズの日、麦茶の日、氷の日、真珠の日など、まだまだたくさんあるので、気になった人はぜひ調べてみてください。

 

 

 

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2017.5.9

おはつです

沖縄校本校・沖縄校初等部中等部・沖進中部で国語を担当している森です

「森さん」と気軽に声をかけてくださいな

 

連休も終わりそろそろ休みボケを何とかしないと…

と思っている生徒も多いのではないでしょうか

(連休こそ復習のチャンスなんですけどね)

 

さて、本題。

何を書こうか迷いました。

 

勉強法についてはほかの先生方が書かれてらっしゃるし…

イベントやスケジュールについても言わずもがな…

 

というわけで日々思っていることを国語担当っぽく徒然とそこはかとなく書いていきます

日々…どうして腐った豆が「納豆」で納まった豆が「豆腐」なんだ 逆じゃね?

とか

日々…どうして「嘘をつくな」と言わずに「嘘をつけ!」と言うのだ 変じゃね?

とか

 

そんなことを考えている森さんです

 

今日の徒然は…

 

勉強に疲れた時のリフレッシュ法!

 

「好きなものを五分眺める」

 

好きなものを見ると癒されますよね

ポイントは時間決めることです

なんでもだらだらけじめがないのがよろしくない

 

ちなみに森さんの本日の癒され画像はヤドクカエルです

カラフルで大変かわいらしい(でも有毒)

ペンにも友人お手製のカエルがついてますよ

質問ついでに見に来てくださいね

 

blogのネタは授業中の出席カードでも募集してますよ~

 

 

blog かえる

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2017.3.30

絵本週間

中等部那覇から前里です。

先週は、読書のすすめということで本屋大賞について紹介しましたが、今回はそれに関連した内容でいきたいと思います。

 

毎年3/27~4/9までの二週間は「絵本週間」であることはご存知でしょうか?

世界的に有名な童話作家の誕生日が4/2であることから、日本ではその前後二週間を「絵本週間」と制定しています。

その世界的に有名な童話作家とは・・・アンデルセンです!!

 

アンデルセン(ハンス・クリスチャン・アンデルセン)は、1805年4月2日にデンマークで生まれ、1875年に亡くなるまで数々の創作童話を発表しました「裸の王様」「みにくいアヒルの子」「マッチ売りの少女」「人魚姫」「親指姫」「雪の女王」などが日本では有名です。このあたりの作品は読んだことのある人も多いと思います。

 

アンデルセンといえば「外出する時には非常時に建物の窓からすぐに逃げ出せるように必ずロープを持ち歩いた」「眠っている間に死んだと勘違いされて埋葬されてしまった男の噂話を聞いて以来、眠るときは枕元に『死んでません』という書置きを残していた」というエピソードが有名です。極度の心配性だったようですね。

 

1956年にはアンデルセンの功績をたたえ、国際児童図書評議会(IBBY)が「児童文学のノーベル賞」とも呼ばれる「国際アンデルセン賞」を創設しました。日本人の作家としては、童謡としても有名な「やぎさんゆうびん」「ぞうさん」の著者であるまど・みちおさん、「精霊の守人」「獣の奏者」「鹿の王」などで有名な上橋菜穂子さんが受賞しています。

 

小さい頃に読んだ絵本も、大きくなって読み返してみるとまた少し違って見えてくるかもしれません。この機会にぜひ絵本もよんでみてください。

 

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2017.3.2

芥川龍之介について

こんにちは、中等部那覇から前里です。

前回更新分で予告したとおり、今回は芥川龍之介の作品について書きたいと思います。

 

芥川龍之介は大正時代に活躍した作家で、主に短編小説で有名です。特に初期の作品である『羅生門』は高校の教科書の定番教材になっています。この『羅生門』をはじめ、古典や説話文学をモチーフにした作品が多いのも特徴です。その一部をあらすじとともに紹介します。

 

「羅生門」

『今昔物語集』の「羅城門登上層見死人盗人語」に、「太刀帯陣売魚姫語」の一部を付け加える形で書かれている。

時は平安時代、勤め先を解雇されたある下人が羅生門の下で雨宿りをしていたところ、2階の方から何やら人の気配がする。興味を持った下人が登っていくと、そこには身寄りの無い遺体がいくつも捨てられており、松明を持った老婆がいて・・・

 

「鼻」

『今昔物語集』の「池尾禅珍内供鼻語」と『宇治拾遺物語集』の「鼻長き僧の事」がモチーフ。

池の尾の僧である禅智内供(ぜんちないぐ)は長い鼻を持っていたために人々にからかわれ、陰口をたたかれていた。内供は表面上は気にしない風を装っていたが、内心ではプライドを傷つけられていた。ある日、鼻を短くする方法を知った内供はさっそくその方法を試し、鼻を短くすることに成功するが・・・

 

「芋粥」

『今昔物語集』の「利仁の将軍若き時京より敦賀に五位を将て行きたる語」がモチーフ。

平安時代、摂政の藤原基経に仕えていた主人公・五位は、40歳を過ぎたさえない下級役人であった。日頃周りからバカにされても笑ってごまかすような情けない人物だが、そんな彼には「いつか芋粥を飽きるほど食べたい」というひそかな夢があった・・・

 

この他にも『宇治拾遺物語集』の「絵仏師良秀」をもとにした作品「地獄変」や、中国の古典「杜子春伝」を童話化した「杜子春」などがあります。ぜひ、芥川版と古典版の両方を読み比べてみてください!!

 

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2017.2.17

『今昔物語集』

こんにちは。中等部那覇教室から前里です。

今回は前回の『竹取物語』からの関連で、『今昔物語集』について書きたいと思います。

 

『今昔物語集』は、平安時代末期に成立したとみられる説話集です。作者は不明で、『今昔物語集』という名前自体も、収録されている説話が全て「今は昔・・・」からはじまることによって付けられた便宜上の呼び名でしかありません。全31巻(8・18・21は欠巻)で、天竺(インド)・晨旦(中国)・本朝(日本)の3部構成となっています。

 

『今昔物語集』と『竹取物語』がどう関連しているかというと・・・実は『今昔物語集』に『竹取物語』の話によく似た話が収録されているのです!!

巻31本朝付雑事第33話に「竹取翁見付女児養語」という話があります。ざっくり説明すると、以下の通りです。

 

ある天皇が国を治めていた時代に、竹を取って籠をつくることを生業とするおじいさんがいました。ある日、おじいさんは光る竹の中から三寸くらいの女の子を見つけます。おじいさんが女の子を家に連れ帰ると、おばあさんはとても喜び、子供を籠に入れて養い始めますが、女の子は三日ほどで普通の人と同じくらいにまで成長します。その美しさは世に並ぶものがないほどで、しだいに貴族の男たちからの求婚されるようになりました。そして、求婚された女は男たちに難題を持ちかけます。

最初は、「空に鳴る雷」を、続いて「優曇華という花」を、最後に「打たぬのに鳴る鼓」を取ってきたものと結婚すると言い出したので、男たちはある者は海へ、またある者は山へ行き、途中で亡くなってしまったり、また帰ってこなかった者もいました。

あるとき、女の評判を聞きつけた天皇が自分の后にするために女のもとを訪れますが、「自分は人ではないので」と断られてしまいます。「それでは鬼か神なのか」と天皇が尋ねると「鬼でも神でもないが、空から自分を迎えに来るものがいる」と女は答えます。「自分の求婚を断るためにそんな嘘をいっているのだ」と天皇が考えていると、空からこの世の人とは似ても似つかない人々が来て、姫を輿に乗せて空へと昇っていきました。結局女は何者だったのか、なぜおじいさんのもとにあらわれたのか、分からないことだらけだと世の中の人は不思議がり、稀有な話として語り継がれましたとさ。

 

女が求婚者に持ちかける難題の内容や女の正体などの違いはありますが、とっても似た話だと思いませんか?

 

この『今昔物語集』は、後の説話文学の代表作『宇治拾遺物語』にも影響を与えたとされており、また、近大作家の中には『今昔物語集』の話をモチーフにした作家もいます。

次回は、その中でも有名な芥川龍之介について書きたいと思います。

 

 

 

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