2018.7.4
知識とお金は使わなければ無いのと同じ
沖縄校英語科の松本です。久しぶりの登壇です。
いきなりですが、こう言われたらどうでしょうか。
「今からあなたの銀行口座に1億円を振り込みます。でも、一生使ってはいけません」
口座に1億円があるのに、1円も使ってはいけない。
通帳に9桁の数字が書き込まれただけ。
めっちゃ無意味。
でも、勉強に関して言えば、多くの受験生が同じことをしているように思います。
意味が分からないですね。説明します。
知識は、蓄える分には上限はありません。
しかし、使わないと無用の長物です。
例えば、200個の英文を例文として暗記したとします。
でも、目の前の文法問題が解けない。
答え合わせをしたら、知っている知識を使う問題だった。
ありがちな光景です。
これの原因の可能性の一つは、
知識と実践を「比較する」習慣が不足していることです。
(ほかの原因には「反復」不足があります)
暗記例文は、覚えた例文の文構造と初見の英文を、比較して理解することに意味があります。
英語が苦手な人の多くは、例文を暗記しただけで満足し、比較する習慣がありません。
また、英文を組み立てる際、暗記例文のストックの中から表現したい内容と似たものを検索し、比較して真似ることに意味があります。
英語が苦手な人の多くは、せっかく覚えた例文を検索して比較する習慣がありません。
これでは、前述の1億円のたとえ話と同じです。
口座には1億円あるのに、1円も持っていない人と同じです。
知識はあるのに、まったく活用できないのは、
何も知らない人と同じ結果しか出ないということです。
文法問題を解く時に「これと似た文を覚えたかな?」と記憶をたどる癖をつけるといいでしょう。
その習慣が、長文を復習する時にも継続できれば、初見の文の読みやすさが向上していきます。
もちろん、「比較する」習慣はあるのに英語ができるようにならない!という人もいるでしょう。
その場合、習慣自体は正しいので、あとは反復あるのみです。
反復がなければ、あらゆる勉強習慣が台無しなので、今が踏ん張りどころですね。
英語に苦手意識がある人は、簡単な英文からで構わないので、
自分の知識と目の前の英文を「比較する」ことが習慣化できれば、大きく化ける可能性があります!
もちろん、すぐに結果が出ることを期待したら、失望感から勉強自体をしなくなるので、焦りは禁物です。
お金も知識も、うまく使って初めて生きるものだと思いませんか?

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