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沖ゼミブログ

2018.7.20

それはまだ半分でしかなく…

こんにちは!那覇本校から国語科の松本です。
連日目にする本州の猛暑のニュースに、
なぜか涼しく感じる那覇の街角。
でも沖ゼミは熱く燃えている…
そんな夏直前のわずかな徒然を。

那覇本校では、
連日の夏期講習前面談が、一段落。
目線を周囲に向けてみると、
なんだか見知らぬ顔があちらこちらに。
夏からの新入会員が、
2割は『不安』、あとの8割は『ワクワク』といった表情で、
夏期講座の申し込みをしています。
「この子は誰かな?」とコチラが見て、
「誰だろう?」とアチラも見返す。
なんだかまぶしい感じです。

一方、
面談を終えた受験学年の面々は、
新しいハードルに向けて、猛然と勉強に取り組んでいます。
私も昨日の古文の習熟度テストの採点をし、
「よし!よし!」と思ったり、「うーむ…」と唸ったり。
今日はその過程で思ったことを、
面談での感想も含めてお話したいと思います。

テストを採点して気になったが、
解答の丸暗記で点数を取っているケースと、
空白だらけでまるで解答が書けていないケース。
全く正反対の状況に見えますが、
どちらも気になる状況です。“過程”を楽しめていない、という意味で。
「一気に」飲み込む作業でとにかく得点を目指すか、
「一気に」飲み込む作業に臆して現実を放棄するか、
双方視点の置き方がズレているのです。
テストで大切なのは、
学習してきたことを振り返ることで、
「それを学んだ自分」や、「何かを忘れてしまう自分」に出会うこと。
『これはこういう風に覚えたんだな…』とか『なるほどこんな知識もあったじゃないか!』とか。
そんな時間を大切するつもりで点数を取るのがテストの意味。
丸暗記も、現実逃避も、「自分」の姿はどこにもないのです。

「賢さ」とは、
何かをたくさん覚えていること、ではなく、
状況と豊かに語りあえる力のこと。
「それは何ですか?」と状況に語り出し、
答えが出ることを待つ力、答えが出たことを喜ぶ力。
勇気を出して、
「君が知っていることと、知らないことは何だい?」
と「自分」に語り掛けることのできる力。
「知識」は、
状況と豊かに語り合うための道具に過ぎないのです。

なので、実は夏の間に見につける膨大な知識も、
それはまだ全体の半分に過ぎません。
なぜならその知識を通して、あなたは「あなた自身」を知らなくてはならないから。
「何に使うのかわかる?」
「そのときあなたはそれを使えそう?」
定期的に自分に語り掛けてください。
使えるものになった知識は
違和感が消え、
まだまだ覚えられる気持ちになるはず。

『何もしなければ楽なのに、
こんなに大変なことをしなくちゃいけないなんて…』
と視点を過去に持ってはいけません。
なにもできない子どもは、
気軽で自由だけど、責任も与えられずみじめな存在です。
今やっていることはあなたの人生のスタート地点に過ぎず。
あなたはまだ人生の半分さえも来ていない。
そして受験の一年も、
まだ半分でしかないのです。
視点を未来に持って、自分の「賢さ」を楽しんでください。

14:46 | 那覇本校
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