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沖ゼミブログ

2019.2.12

北里柴三郎

泉崎校・受験アドバイザーの和瀬です。

先日受験生の面接練習中に北里柴三郎の話が出てきたので、北里について私が好きな話を一つ。
北里柴三郎と言えば中学の歴史教科書に写真付きでちょこっと載っていたりしますねぇ。

 

さくっとまとめ
熊本出身。東大医学部卒。ドイツに留学し細菌学者コッホに師事。破傷風の血清療法を確立。この血清療法をジフテリアに応用する研究を同僚のベーリングと行う。業績が認められ欧米各国の研究所、大学から招へいされるも日本の医療体制の改善が自分の使命とこれを固辞。帰国後福沢諭吉の援助で設立された私立伝染病研究所(現東大医科学研究所)の所長となる。1894年にペストが蔓延していた香港に派遣され、到着後3日目にペスト菌を発見、4日目には病原菌の伝染媒体がネズミの可能性が高いことを突き止める。感染経路を香港政府に進言し、家屋の消毒とネズミの駆除を徹底させる。こうして香港のペストは沈静化。日本にもいずれペストが入ってくると考えた北里は、政府を動かし「伝染病予防法」を成立させ、大規模感染を予防した。北里研究所(北里大学の母体)を設立。福沢諭吉の死後、諭吉の恩義に報いる為、慶應大学に医学部を創設する。

 

さて、北里。ノーベル賞を逃しているのである。同僚のベーリングと行ったジフテリアの研究で、ベーリングのみがノーベル生理学・医学賞を受賞したのだ。人種差別が原因ではなどと言われていたが、その報を聞いたとき北里は新橋の料亭にいた。そして「(そんな賞をもらうよりも)わしはこっちの方がいい」とニコニコしながら友人と酒を飲んでいたという。

 

粋ですねぇ。

18:47 | 未分類
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